どうもカンキチです。
プリンセス・マーケティングはマーケティングに関わるすべての方に読んでほしい一冊になっています。
特に次のような方には非常におすすめです。
- これからマーケティングの業務をする
- 女性へのマーケティングアプローチを知りたい
- 性別でアプローチが変わる商品を取り扱っている
僕も本業でサイトを運営している中で男性向けのコンテンツ・女性向けのコンテンツと言ったように性別でコンテンツを作成することがあります。
そんな中、この『プリンセス・マーケティング』を読むことで性別によって変わるアプローチの方法や考え方を学ぶことが出来ました。
僕と同じように性別でアプローチ方法が変わったり、考え方が変化するような方にはぜひ読んでほしい一冊です。
定価は1,500+税ですがマーケティングをこれから学ぶ、始めたばかりの方は買っても損しないのではないかなと思います。
プリンセスマーケティングってどんな本?
プリンセス・マーケティングは「女性の購買意欲を掻き立てる7つの大原則」と表紙に書かれている副題のように女性に対するマーケティングを題材に書かれた書籍となっています。
女性と男性の考え方の違い、感じ方の違いを例を用いながら解説してくれるので非常に参考になります。
男性だと気づかないような女性の心情が書かれているのでページをめくればめくるほど「なるほどな」と関心してしまいました。
プリンセスマーケティングの著者
プリンセスマーケティングの著者は「谷本理恵子(たにもとりえこ)」さんという方です。
谷本さんは株式会社グローアップマーケティングの代表取締役で「プリンセスマーケティング」の他にも『ネットで「女性」に売る』を出版していたり、オンラインサロン『プリンセスマーケティング実践ラボ』を主催しています。
いわば「女性へのマーケティングのプロ」の方で、そんな谷本さんが書いた書籍だけあってプリンセスマーケティングは非常にわかりやすい内容となっています。
ツイッター上では『ネットで「女性」に売る』も評判が高いです。
プリンセスマーケティングの構成
それではプリンセスマーケティングの構成を少し紹介したいと思います。
プリンセスマーケティングの目次は以下の内容となっています。
- 女性と男性では求めているストーリーが違う
- 女性と男性では登場人物の設定が違う
- 女性と男性では、主人公の「モチベーション」が違う
- 女性と男性では意思決定の「中身」が違う
- 女性と男性では何を「信じる」かが違う
- 女性と男性では、「関係性」の築き方が違う
- 女性と男性では「未来の見せ方」が違う
どの内容もマーケティングを行う上では非常に興味深い内容となっていますよね。
プリンセスマーケティングの本題は「女性の購買意欲を高める」ことですが、話自体は比較対象として男性の行動原理も書かれているので非常に勉強になります。
女性の思考や行動原理を学びながら同時に男性心理も理解が進むのが非常に良かったです。
プリンセスマーケティングで良かったところ
プリンセスマーケティングを読んでよかったところはたくさんあるのですが個人的に良かったことを3つに絞って紹介します。
- 今まで思いもしなかった女性目線が学べる
- 女性心理+男性心理の理解が進む
- マーケティングだけではなく私生活にも活用できる
今まで思いもしなかった女性目線が学べる
プリンセスマーケティングを読むことで今まで思いもしなかった女性目線で考えることができるようになりました。
僕は男性なので女性の目線での購買・行動がなかなか思いつきません。これは世の中の男性の方、殆どに当てはまると思います。
「こんな本くらいで女性のことをわかった気になるな」と怒られそうですが「全くしらない」と「そういう考えの人もいる」ではマーケティングおいて雲泥の差です。
そういった意味でも女性目線を学ぶという点で非常に勉強になりました。
女性心理・男性心理の理解がすすむ
プリンセスマーケティングを読むことで男女別の心理理解が確実にすすみました。
書籍内では女性心理と男性心理が対比・比較されながら進んでいくので理解しやすく読み進めやすい配慮がされていました。
男性の心理解説のところでは「あ、これ俺だ…」なんてことが多々あって非常に引き込まれました。
1章進むごとにマーケターとして「レベルアップ」している感覚があったのが非常に印象に残っています。
マーケティングだけでなく私生活にも使える
この本の本質は『マーケティングを通して女性の本質を知る』ことにあります。
- 女性が何を考えて行動するのか
- 女性がどうやって意思決定するのか
- 女性が何に対して価値を見出すのか
を学ぶことによって私生活にも好影響が出ます。
気になる人や周囲の女性へのアプローチや接し方など、私生活における考え方・行動に活用や転用ができます。
「女性の心理がわからない・読めない」のは男性の永遠の課題ですがまずはこの本で少しずつ理解を進めるのはありなのではないでしょうか。
プリンセスマーケティングで残念だったところ
プリンセスマーケティングは女性心理・マーケティング・アプローチを学ぶ上で非常に良い書籍ですが少し残念なところもありました。
- 同じような内容がくりかえされているところがある
- 解釈を間違えると結果が出ない
同じ内容がくりかえされているところがある
プリンセスマーケティングは7つの原則を順に解説する形で進んでいきます。
更にそれぞれの内容は男女の比較で構成されています。
読んでいる人によっては同じ内容が繰り返されているように感じることもあるでしょう。
実際カンキチも読んでいて「さっきも同じような内容読んだような…」ということがありました。
これから読む方は同じようなこと言ってたなと感じたら読み飛ばすのもいいかもしれません。
解釈を間違えると結果・効果が出ない
プリンセスマーケティングは女性と男性の思考の違い、行動の違いについて書かれていますが、あくまで参考程度に考えたほうが良いです。
「女性はこういう思考だから」「男性はこういう考え方だから」と決めつけで解釈をしてしまうと商品やサービスによっては結果や効果が出ないでしょう。
あくまで参考程度とし、自分が売りたい商品・サービスに当てはめたときに活用できそうなものに使うと良いと思います。
プリンセスマーケティングの口コミ・評判
プリンセスマーケティングの口コミや評判を調べました。
ツイッターでの口コミや評価
ツイッターでの口コミを調べました。
人気の書籍だけあってたくさんの方がツイートしていました。
多くの方が参考になったと言っているのが印象的でした。
ずっと読みたいと思ってたけど、積読になってた本を読みましたー。文章書くヒントがいっぱい!
Kindleだとレイアウト固定で読みづらいので、紙の方をおすすめします。
プリンセス・マーケティング 「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則 谷本 理恵子 https://t.co/s3zXnAkT3c via @amazonJP
— とみちゃん│おうち大好き移住ライター (@tommy_aug27) May 14, 2022
女性の購買意欲についてだけでなく、男性と女性の違いが整理されていて、すぐに仕事に活かせる本でした🤓#マーケティング#プリンセスマーケティング#デジタルマーケティング#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vE2rsbMIGL
— くみこ (@kumicamel) May 14, 2022
4.プリンセスマーケティング
「対女性」のマーケティング本。特に自分が男性で、女性向けに何かを訴求するなら絶対に読んだほうがいい
ここまで見事に言語化出来てる本は見たこと無い。同作者の「ネットで女性に売る」も合わせてどうぞhttps://t.co/YVzny5hWU7 pic.twitter.com/bE8u1An4Ry
— ☆←ヒトデ@ブロガー (@hitodeblog) November 12, 2021
ヒトデブログで有名なヒトデさんも推していました。
まとめ:女性へのマーケティングアプローチの最初の1冊に
今回はプリンセスマーケティングの感想と書評と言うかたちで記事を書きました。
男性としては女性の心理は知りたくてもなかなか理解できない・知れないものなので非常に理解が進みました。
マーケティングを行う上でどこかで絶対に性別を対象にしたフェーズが来るはずです。
そのタイミングで悩んだときやそもそもこれからマーケティングを進める上で知識として女性心理の理解を進めたい方はぜひ一度手にとって見てください!
カンキチも非常におすすめの一冊です!
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