どうもカンキチです。
他の記事でも書いたことがあるのですが僕は2021年の1月に工場作業員からWEBマーケターへ転職しました。
今転職市場で大人気の仕事ですが次のような疑問を持っている人も少なくないでしょう。
- WEBマーケターの具体的な仕事内容
- WEBマーケターに向いてる人は?
- WEBマーケターになるにはどうしたら?
今回は実際にWEBマーケターとして勤務している僕がそんな疑問に回答していきます。
\転職成功?/高卒工場員がウェブマーケターに転職して3ヶ月経ってわかったこと。
WEBマーケターって何する仕事なの?WEBマーケの仕事内容を紹介!
WEBマーケターって響きはかっこいいけれど実際にどんな仕事をしているのか?
「ウェブサイトの改善をする人でしょ」
「なんとなくはわかっているけれど詳しくはわからない」
といって人が非常に多いです。
そこでまずはWEBマーケターの仕事内容について解説します。
WEBマーケターの仕事内容
WEBマーケターの仕事内容は業種によって変わってきますが根本は同じです。
WEBマーケターの仕事の目的は
「WEBを使って売上を上げる」
ということです。例えば
- サイトへの集客
- 会社の認知度を上げる
- 商品をたくさん売る
などWEBサイトのデータを分析して効果や売上を上げていくことが課せられるお仕事となります。
サイトの改善(サイトの効果を上げる)
WEBマーケターの仕事内容として真っ先に思い浮かぶのがこの
【サイトの改善】
ではないでしょうか。
WEBマーケターは業界によって仕事内容が変わるのですがサイトの改善をするということは共通です。
例えば自社サイトへ流入させるための施策を考えたり、自社サイトへ流入したあとどうやって売上を上げるのか?
などを日々考えながら業務を行います。
サイト改善は様々な方法があり、また新しい手法が次々に出てくるので継続的に勉強することが大切です。
会社の認知度を上げる
WEBマーケターの仕事としてはWEBを通して会社の認知度を上げることも挙げられます。
最近では「SNS」や「You Tube」を利用してのプロモーションを行って会社の認知度を上げている会社も多いです。
会社の認知度を上げることで集客につながったり、会社のブランド力を上げることができます。
WEBマーケターとして自社サイトの運営を任されることも多く、会社の認知度を上げながら集客を命じられることも非常に多いです。
商品をたくさん売る
WEBマーケターの仕事内容として
「ウェブサイトを通して商品を沢山売る」
ということをイメージしている人も多いのではないでしょうか。
最近はネット上に店を構える「ネットショップ」「ECサイト」が非常に多いです。
そういったECサイトに集客をしてよりたくさんの商品を売り上げをあげられる施策をするWEBマーケターも非常に増えています。
WEBマーケターに向いている人
「WEBマーケターにあこがれているけれど自分が向いているかわからない」
という方も多いと思います。
そこで僕が実際に働いてみてWEBマーケターに向いている人を紹介いたします。
データ分析が好きな人(数字が好きな人)
WEBマーケターはデータ分析が主な仕事内容となっています。
なので数字に強い人やデータ分析が好きな人はWEBマーケターに向いていると言えるでしょう。
実際に僕も工場作業員時代から「効果改善」「数値改善」が好きで工場内の数値改善によく取り組んでいました。
現在の仕事でWEBマーケティングとは関係のない仕事をしていてもデータ分析が好きな方はWEBマーケターに向いていると言えます。
地味な仕事でも根気強く取り組める人
WEBマーケターというととてもかっこいい仕事に聞こえますが実際は地味な仕事も非常に多いです。
特にSEO等の施策はすぐに結果が出るものではなく効果がわかりにくいので根気強く取り組むことが必要です。
華やかでかっこいいイメージとは裏腹に仕事内容は地味なことの繰り返しなのです。
例えば
- 記事をリライトして数ヶ月スパンで順位をチェック
- リスティング広告を出して数ヶ月スパンでチェック
- SNS運用をして少しずつフォロワーを増やしていく
など結果がすぐに出ない仕事が多く、WEBマーケターは意外と泥臭い業務が多いです。
ただしその分結果が出たときは嬉しいですし非常にやりがいがあります。
なので地味な仕事でもしっかりと目標に向かってモクモクと取り組める方は向いていると言えます。
逆算思考で仕事に取り組める人
ゴールから逆算して仕事に取り組める人も非常にWEBマーケターに向いています。
例えば
「月の売上目標が〇〇万円だから□□の施策をしよう」
など目標から逆算して施策や方法を考えられる人はWEBマーケターにぴったりです。
しっかりと目標から逆算して施策を行い、時には改善して効果を上げていくのがWEBマーケターという仕事だからです。
仕事内容を問わず普段からこういう考え方をしている方は非常にWEBマーケターへの適性があると言えます。
WEBマーケターの意外と知られていない厳しさ
WEBマーケターはその響きの良さ(笑)とイメージからかっこいい仕事と思われがちです。
僕自身もかっこいい仕事だと思っていましたが実際に業務をしてみると意外と厳しい仕事ということがわかりました。
イメージとは裏腹に細かい仕事が多い
WEBマーケターという響きからしてパソコン1台で売上を上げるかっこいい仕事と思われがちですが意外と細かい仕事が多いです。
パソコンを使うという点は間違いないですが実際は毎日数字とにらめっこです。
Google Analyticsやサーチコンソールなどのツールを使用しながら数値取りをして変な動きがあったらページを見に行って…
このような地味な仕事が非常に多く、そのギャップから仕事が楽しくないと感じる人も多いです。
一つのことに根気強く取り組むことが苦手だと少ししんどい仕事になるかもしれません。
ただ自分の施策がハマって売上が伸びた場合はとてもやりがいを感じますし面白いです。
目標に向かって計画を立て、しっかりと計画に沿って業務を勧められる人に是非オススメです。
すぐに結果が出ないことも多い
WEBマーケターの仕事はすぐに結果が出ないことも珍しくありません。
特にウェブサイトを検索結果(SEO)で上位に表示させるようにする施策はとても大変ですぐに結果が出ません。
結果がでるのは数ヶ月後なんてことも普通にあります。
更に行った施策の影響で順位が下るなんてこともあります。
結果がすぐに知りたいせっかちな人なんかは向いていないかもしれません。
そういった方はWEBマーケターよりもWEBコンサルティングやエンジニアなどが向いているかもしれません。
結果がすぐに出ないからこそたくさんの施策を行い、その中から効果の良いものを選択していく。
繰り返すようですが地道な仕事なのです。
その代わり、しっかりと手をかけて伸ばしたサイトで成果が出たときは非常に達成感がありやりがいがあります。
少しでも勉強を怠るとすぐに市場がわからなくなる
WEBマーケティングは現在もすごい速さで市場が変化しています。
ここ数年でも
- SNS
- You Tube
- Googleコアアップデート
など数々の変化が起こっています。
WEBマーケターはこういったことに日々目を向けて仕事をしています。
一回成果が出たからと言ってまた同じやり方で成果が出るとは限らないのです。
そういったことからWEBマーケターは常日頃から勉強をし続ける必要があります。
WEBマーケターに必要なスキル・経験
ここまで読んだ方の中で
「面白さも大変さもわかったから!」
「どうやったらWEBマーケターになれるか教えてよ!」
そんな方のためにまずはWEBマーケターになるために必要なスキルやあったらよい経験を紹介します。
インターネット検索に関する知識
インターネットに関する知識はある程度勉強しておきましょう。
これからWEBマーケターになるのに知識がないと話になりません。
必要最低限のWEB用語は学習しておいたほうが良いです。
特にSEOやWEBの成果に関する計算式、名称は覚えておいて損はないです。
もし転職することになった場合、面接などで勉強していることもアピールできますし今後の役にもたちます。
Google Analyticsなどのアクセス解析スキル
多くのWEBマーケターが日々にらめっこをしている「Google Analytics」や「Googleサーチコンソール」も勉強しておいたほうが良いです。
このツールは自社でサイトを運営しているなら確実に使用しているツールです。
この2つのツールをある程度「見れる」「触れる」「使える」となると未経験でも需要はあります。
実際に転職サイトでもWEBマーケターの募集要項の欄に
- Google Analyticsの使用歴○年
と使用歴が記載されている求人も存在します。
今まで使用したことがない人はGoogleのアカウントを持っていれば誰でも無料で利用できるのでぜひ利用してみましょう。(別途サイトは必要)
最初はわからないことばかりかもしれませんがインターネットなどで調べながら使ううちに使えるようになってきます。
GoogleスプレッドシートやEXCEL等の表計算ソフトの使用経験
WEBマーケターの仕事ではデータを蓄積したり共有したりすることが多いのでEXCELやグーグルスプレッドシートなどの表計算ソフトをよく使用します。
特に毎日のデータの蓄積やデータのチェックなどを表計算ソフトで行っている会社は非常に多いので表計算ソフトを使用して業務を行ったことがある人は重宝されます。
僕が努めている会社でも表計算ソフトを毎日活用しているので他者でも同じように活用している会社は非常に多いです。
持っていればWEBマーケターへの転職が有利になる資格
ここまで読んで
「本気でWEBマーケターになりたい!」
と思っているそこのあなた!
少しでも有利に転職活動、就職活動を行うために資格を取ろうとしていませんか?
そんな方にWEBマーケターの僕がおすすめの資格を紹介します。
ウェブ解析士
ウェブ解析士はWEBの用語や仕組み、マーケティングのことを広く学べる資格です。
- ウェブ解析士
- 上級ウェブ解析士
- ウェブ解析士マスター
に分かれておりまずはウェブ解析士を取得することになります。
このウェブ解析士はウェブ解析士協会が行っている資格で合格するには筆記試験とGoogle Analyticsを使用したレポートを提出する必要があります。
また資格の更新には毎年試験に受かり続けないと行けないため、常に情報のアップデートが必要です。
資格の取得まではいかなくとも一度テキストを購入して読んで見るだけでWEBの知識は一通り身につくので非常におすすめです。
Google Analytics個人認定資格(GAIQ)
Google Analytics個人認定資格(GAIQ)はGoogleが無償で提供しているツール「Google Analytics」の認定資格になります。
こちらは主催がGoogleでなんと取得費用は無料となっています。
ただ無料といえどしっかりとした資格なので取得しておくとWEB関係の会社からは一定の評価を得ることができます。
まずは一度取得にチャレンジしてみることをおすすめします。
実際に僕が未経験からWEBマーケターへ転職した方法
ここからは実際に僕が未経験からWEBマーケターへ転職した方法を簡単に紹介します。
これからWEBマーケターに転職を考えている人は参考にしてみてください。
ブログを運営する
僕はWEBマーケターになるために個人でブログを解説しました。
はてなブログ等の無料ブログではなく自分でサーバーを契約しWordPressというツールを使用しました。
WordPressは企業のホームページなどにも使われるツールで転職活動の際には実際に現場で使われているものを使用していることが結構評価されていました。
またサイトの構成や調査も自分で行い、「Google Analytics」や「グーグルサーチコンソール」も導入してデータ分析を行いました。
僕は履歴書にもブログの運営と利用したことのあるツールを記載していたので書類選考も未経験の割に通過率が高かったです。
企業からすると未経験でも実際に使うツールの使用経験があったり、少しでも経験があると入社してからが楽なので選考を進めやすいです。
今までWEBの経験がないけれどWEBマーケターになりたい、WEBマーケターになる準備をしたいという方には非常におすすめです。
ウェブ関連の用語を予習する
WEB関連の用語を予習するのも非常に効果的でした。
僕はブログの運営をしながら身につけたのですがこれがWEBマーケターへの転職で活きました。
- コンバージョン(CVR)を意識して運営していました
- PVを上げるために〇〇といった施策をしました
- ユーザビリティを上げるために〇〇ということをしました
などしっかりとWEB関連の用語を使用することで勉強していることをアピールできます。
採用する側からしても入社してから教えることが減るので大変喜ばれます。
また予習をしていくことで熱量のある人と見られて評価も上がります。
WEBに関する用語はぜひ勉強してください。
まとめ
今回はWEBマーケターの仕事内容や向いている人の特徴などを紹介いたしました。
WEBマーケターは今非常に人気の仕事となっています。
それだけにWEBマーケターという響きだけで転職の候補にしてしまう人がたくさんいます。
まずはWEBマーケターという仕事の内容と大変さを知ってから転職活動をすると現実と理想のギャップを限りなく埋められるのではないでしょうか。
WEBマーケターに転職したい人の参考になれば幸いです。
僕が転職する際に使用したサイトはこちらにまとめています。
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